おとぎの国~ベルギー(2)~


おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_22331121.jpg







食に興味なし。

贅沢は好まず。

プロテスタントに装飾はなし。


そんなオランダを出て2日。


建物、食べ物、ファッション、文化の違いを大きく感じる。


ベルギーで思い出すのは、小便小僧おいしいチョコレート・ワッフル
そしてビール
(正直食べ物ぐらいしか浮かばなかった・・・・うううっ~)

それが・・・・

わずか2日で、国の印象が変わってしまった。


この小路




おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_1927234.jpg






おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_1928821.jpg



和室に似合う花と思っていた藤の花が

こんなに小路をひきたてる







こんな街角の装飾




おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_21151890.jpg











いまやベルギーは
モード界の先端といわれているそう。

華やかな店。

そして、ファッション専門学校には世界中から留学生が。

もちろん日本人も数多く滞在している模様。


  
 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆



ベルギーに入って初めて、昼食にビールとワッフルをいただく。





おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_21165292.jpg





チェリー味のビールは甘酸っぱくてもしっかりとビールを味わえる

女性好みのお味!おいしい!!


わくわく・・・・


ワッフルだーーーー016.gif


ところが、


甘くない007.gif


しかも塩味

かすかにかかったシュガーパウダーの部分だけ

ほのかに甘さを感じる。。。




聞けば、これがブリュッセル風ワッフルというんだって。

日本で『ブリュッセル風ワッフル』の店が出来たが、あっという間に
おにぎりやサンに変わってしまった・・・・

そう聞いたが、ちょっと納得。


日本人受けはしないかも。



期待が大きかっただけに、ちょっと拍子抜けしてしまった私。


銀座にあるお店も、たしかにブリュッセル風ではなかった。



日本人好みのリエージュ風ワッフルに出会えるまで、

お楽しみは取っておく事に。。。。。






街角のビールやさん

おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_21163716.jpg





800種類のうち、いったい何種類のビールに出会えるかな?





《荘厳なゲントに立ち寄る》


おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_21153622.jpg






聖バーフ教会に入場する。

神秘の子羊(ヤンファンアイク作)を一目見ようと、国中から人が集まってきていた。

おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_22227.jpg




絵画保存状態診断のため、

『神秘の子羊』は条件付展示中。


まずは、

神秘の子羊レプリカがある説明用の部屋に通される。


そして説明後、

本物は、小さな入り口からガラス越しに覗く。




残念ながら、町中工事中で不似合いな光景。



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_21241264.jpg









それでも運河沿いのギルドハウスは、静かに歴史を物語る美しさ。



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_222293.jpg









夕方、こんな街に到着。

おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_22224684.jpg



ベルギーはこんな美しい街だった

かつて、オードリーヘップバーンが凱旋帰国した街。。
(失礼!!あんなお美しいオードリーさまがベルギー出身
と言う事も知らなかった。)

そして・・・・
結婚前、ヨーロッパを巡られらた美智子皇后が、

2時間ほどたたずんだ修道院庭園。


また訪れたい場所・・・・ブルージュ


おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_023052.jpg






そして、夕食。

ベルギー名物『ワーテルゾーイ』

水煮・・・ってことだけど、薄いクリームシチューのようなかんじ。



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0385873.jpg









☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆





翌朝から、小さなおとぎの街ブルージュ観光に出る。








マルクト広場・ブルグ広場・ノートルダム教会

どこを歩いても映画のセット??と勘違いする。


おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_043181.jpg





おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_043914.jpg




1300年代の建物、1400年代の建物

それが普通の街






おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_044878.jpg




皮なめしのギルドだったり




おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_045898.jpg





運河沿いの柳は絵の世界。




おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_05637.jpg







『寒いですか?暑いですか?』
ベルギーにそんな質問は愚問。

『1日の中に四季があります』

現地の方がそうおっしゃる。

なるほど、今雨かと思えば止み、晴れたと思えば猛烈に寒くなる。

空も、真っ黒な雲がすぐに押し寄せる。







おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_052720.jpg






修道院の中庭を通り過ぎると、たくさんの白鳥が出迎えてくれた。

このハクチョウたち、ブルージュ市で飼っているそう。


卵を温めている白鳥。

見守っている白鳥。

『愛』 が深まる場所なのかしら?



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0152689.jpg







おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0214978.jpg










うわさの『愛の湖』をたずねる。

『ご一緒の新婚さんには、最高の場所ね!!』

みんなに冷やかされる。



それにしても、時間が止まったよう。


おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0161548.jpg







寒かった上、急に雨が降り出し、雨宿りをする。

雨で大忙しの

お仕事中のお馬さんに会う。





おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_054340.jpg


お疲れ様。



ホテルにぶらぶらと戻り、イルマおばさんのレース屋さんをのぞいてみる。


大好きなベルギーレースがた~~~くさん。

ボビンレースを実際見せていただく。



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0285579.jpg





そして、カットワークレースとボビンレースを購入。

最近では中国製のものをベルギー製と偽って
販売しているお土産やさんもあるんだとか。

そこで、実際ここで作ったという証明書までつけていただき、
持ち帰る事に。


テーブルセッティングがと~っても
楽しみ。





雨が何時降り出すかわからないので

雨の合間に船に乗ってみる事にする。


こんなとき強引・せっかちなだんな様は、
ちゃっかりと日本人団体さんが多い時間の船チケットを
とってくれる。

そうでもないと、オランダ語かフランス語の説明船に
乗る羽目になってしまう。


こんなときは、本当に感謝、感謝。

おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0371947.jpg



船着場から船に乗る。



おとぎの国~ベルギー(2)~_f0212733_0375317.jpg



船上からの風景は、また一味違う。


これから、チョコレートやさんめぐりしよう。

乗り気でないだんな様を誘って、また街に繰り出す。



あとは、ブリュッセルから帰国するだけね。

もう、夢の世界から戻るのは時間の問題だ。

                              ~つづく~

by rifimi | 2010-05-17 22:33 | その他