オランダ紀行(1)

4/28朝から雨。

勤務医二人ほかスタッフに仕事を任せ、成田へ向かう。

考えてみれば、二人っきりの旅なんて、実に12年ぶり

いままではいつも家族全員で、または娘と一緒の旅だったから。

せっかちさんとの旅が、どうにかのんびりとできますように・・・

密かに一人祈る


今回は私の未開の土地『オランダ・ベルギー』
とりあえずツアーで参加する事に。
途中自由時間には、仕事の予定を入れている。



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飛行機はKLM
今まで避けていたわけではないのだが、初めて乗る飛行機

乗ってみてはじめて、
う~~ん、やっぱり避けていたのかもしれない・・・

各座席にモニターもない。
モニターを見るには、首を90度上げなくてはならない座席位置。

チャンネルも乏しい。
レカロのシートだけど、狭い。
不満だらけの搭乗となった。


1ヶ月前、どうしても憂鬱でビジネスクラスをリクエストしたが、
すでに満席とのこと。。。

せっかくなのに、行くだけで疲れだけがたまりそう・・・007.gif


さて、12時間のフライトをどう過ごそうか。
寝てしまおうか。
そう考えて、
食事前に白ワインをいただく。

sauvignon blanc & chardonnay
主ブレンドの確かチリワイン。

シャンパンを!!といいたいところ、
エコノミーでは我慢、我慢。。

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ほろ酔い気分になるころ、
お食事がやってきた。


和食と、オランダ食。

そういえば、オランダの名物食べ物ってなんだろう。

青豆のスープくらいしか知らないぞ~~~

どうする??って、だんな様に尋ねてみる。

『どうせだから、オランダ(Dutch)食で!』


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じゃあわたしは、しばらく食べられないから、和食で。

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よく見れば、和食の監修に『Okura』の名前が。

前回乗ったスイス航空は『三國清三プロデュース』のフレンチを
おいしくいただいたし。

いまは、こうやって食の質を上げているのね。
甘めの肉じゃが風。

おや??

コーヒースプーンが変わっているわ。

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これは仕事に使えそう~
もって帰る事に。

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右に左に、狭い座席でうつらうつらしていると
ようやくオランダの平原が目に入ってきた。

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アムステルダム・スキポール空港到着。
18:00でまだ日は高い。

このぶんならば、大学の下見にいけそう。

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入国審査上は長蛇の列。

それでも係員を増やさないのは、お国柄??
日本だったら、とっくに人員増で働くだろうに。


係員は、
コーヒーのみながら、
遠くの係員と大声で話ながら、
隣の係員としゃべりながら、

『何しにきたの?』
『あなた、ドイツ語?フランス語?話せる?』
日本人観光客に英語で尋ねる。

日本人のおじさんが、
『日本の会社だったら首だな。』
つぶやいた。

ほんと、空港職員はだれも文句言わないのね。

なんだか、不愉快。


嫌な気分を払拭して、空港の外に出る。

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『アムステルダム』
ようやく到着した。

ここではじめて、ツアー12名が顔を合わせた。

そして、待つ事数分。

現地合流の若夫婦にであう。
『ハネムーン』かしらん??

予想通り新婚旅行の二人は、とってもラブラブ。

合計14名の旅が始まる。





バスでアムステルダム旧市街にむかう。

途中の景色もやはり日本と違う。


犬にあえないかな?
『コーイケルホンディエ』のふるさとだもの。

目で追うが、なかなか犬にお目にかかれない。




かわりにこんなものに出くわした。

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大きな事故でもない限り出動しない、
『緊急ヘリ』だった。


車窓からみえるのは、農地。
国土面積が九州ほどの国であるにもかかわらず、
広大な作付面積である。

自給率が高いはずね。


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いよいよ、旧市街に入る。


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目に飛び込んできたのは、ところかまわず置いてある自転車。

今まで知らなかった。自転車大国だったなんて。


車よりも、歩いている人よりも自転車が優先されるそう。


置き去り自転車は、見なかったことにして
周りを見れば、絵本の世界のよう。
運河の中に街がある。。

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オランダといえば、ハイネッケン。
この本社から世界進出が始まった。

そんな建物の前でバスを降り、徒歩で移動。


どこへ行くにも自転車移動が多い理由がわかる気がする。

石畳、道幅が狭い。

車が入れる道路も限界がある。

石畳を歩きホテルにはいる。

途中、怪しい『coffee shop』の看板が目に入る。

こちらのCで始まる『coffee shop』はソフトドラッグのショップですよ。
気をつけてください!
現地の方が話していたのは、この手の店ね。

一目でわかると思う。


ホテルのドアをくぐれば、温室のような空間が広がっていた。
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まだ明るいので、着替えて街に出てみる。

街の中心には4/30女王の日にむけて
移動遊園地がやってきていた。



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移動というから、メリーゴーランドぐらいかな?
とんでもない絶叫マシーンだった。

それも街頭ぎりぎりに横切っていく。

日本では認可されないだろうなあ~~
眺めながら、乗ろうとはしなかった。

いつもだったら、乗っていたに違いない。

それだけ、体に飛行機がこたえていた。

それにしても、夕闇も美しい。

by rifimi | 2010-05-08 17:19 | その他