パプリカの国


初めての国を訪れると、意外なことに驚くことがあります。

たとえばこの真っ赤なスープ「グヤーシュ」

真っ赤な色は辛いタイプのパプリカと甘いタイプのパプリカをブレンドしているようで、

トマトよりも真っ赤です。


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お店によって味も様々でしたがどこもおいしいグヤーシュが味わえます。

まさにハンガリー料理はパプリカ天国。







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家で作ってみようとスーパーでパプリカを購入しました。

ハンガリー語が読めないので辛いのか辛くないのかわからず、

とりあえず両方買ってみる事にしました。

そして空港にはこんなかわいいパプリカいれがありましたよ。



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これって、唐辛子?まあ、パプリカの仲間なんでしょうね。

家に戻って袋を開けると、韓国の唐辛子の粉末ととっても似ている香りが

しました。

にんにくとパプリカ粉・・・チゲとグヤーシュなんか似た取り合わせです。






さて、食べ物からいきなり入りましたが、

お仕事で、ゴールデンウィーク後半からブダペスト~パリに行ってきました。

ブダペストは私にとって初めての国です。



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昔、東欧諸国のひとつで、

またまたその昔、オーストリア・ハンガリー帝国としてハプスブルク家に支配されていた国。

そのぐらいの知識でした。

現地の日本の大学に留学していた通訳さんにいろいろとお話を聴くと

ハンガリーの歴史が見えてきます。

ソ連の共産主義体制の中でも、ハンガリーはかなり自由だったこと。

ハンガリー国内の反乱と抵抗により東ドイツやソ連よりも移動や連絡もとれたこと。

そういえば、ベルリンの壁崩壊の発端もハンガリーでしたね。

大変我慢強い国なんだねえ~ミシェルぱぱが納得したようにうなずきました。




モンゴロイド・文法・姓名の順番も日本とそっくりです。

(蒙古斑という言葉自体、ハンガリーのかたから出てくるのが意外でした)






ドナウ川沿いのお部屋に宿泊しました。

落ち着いた街の雰囲気と建築物に癒されます。


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部屋の窓からはこんな景色が見えました。

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夜になるとライトアップされまた違ったくさり橋を見ることができます。

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世界遺産に登録されている通り


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ヘレンド本店近くの公園。

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面白い光景にも出会いました。



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ユニークな発想です。








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店の前に立つユニークなおばあさん人形は、異彩を放っていました。

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街は新しい発見でいっぱい。

パプリカの国ハンガリー興味深い国です。

~次回につづく~

by rifimi | 2013-05-14 09:52 | その他